子どもが赤ら顔になる原因と対策

大人からみると、子どものほっぺが赤くなっているのは可愛らしくも映るものですが、子ども本人にとっての赤ら顔はコンプレックスのひとつにもなり得てしまう見逃せない症状です。

赤ら顔くらいで、と感じる方もいるかもしれませんが、子どもの頃の赤ら顔が大人になっても治らず、スキンケアを試したり皮膚科を受診したりと悪戦苦闘されている人も多いでしょう。

子どもがコンプレックスに感じていたり、将来的な肌の不安を考えるなら、早い段階から赤ら顔対策をしてあげるのが得策です。

子どもの赤ら顔の原因、その①皮膚の薄さ

skin2子どもの頃から赤ら顔という人は、生まれつき肌の表皮が薄い可能性があります。

皮膚は、一番外側にある表皮と毛根などが存在する真皮の、大きく2つにわかれています。血管は奥の真皮のほうに通っていますから、表皮が厚ければ血管は透けて見えにくく、薄ければ透けて見えやすくなるという訳です。

生まれつきのものは仕方がありませんが、皮膚はごしごしと強い力で洗顔したり、肌に強い薬を塗ったりすることでも傷ついてしまうものです。

赤ら顔や汚れを気にして顔をよく洗う子などは、皮膚を自ら削って赤ら顔を悪化させてしまっているかもしれません。

子どもの赤ら顔の原因、その②皮膚への刺激

file000625383559皮膚が薄いということは、防御壁が薄いということでもあります。表皮が薄いと真皮に守られている血管にも刺激が届きやすく、血管は刺激に反応して打たれ強くなろうと血管を太くしていきます。これが炎症と呼ばれる状態で、赤ら顔の大きな原因となるのです。

とくに、空気というものは常に肌にふれていますから、これが一番の大敵です。空気が乾燥していると肌に当たるクッション(水分)がなくなり、表皮の水分は失われていきます。結果防御壁はガサガサ、真皮への刺激はより一層強まる、赤ら顔はどんどん悪化していってしまう、というわけです。

また、寒い地方の人というのはみなさんほっぺが赤いイメージがありますよね。

その原因は、乾燥はもちろんのことですが、冷感の刺激によって血のめぐりが悪くなり、血管がもっとめぐりを良くしようとして毛細血管の数を増やしていること。寒さと乾燥が合わさる冬の季節はとくに、赤ら顔は酷くなる傾向にあります。

赤ら顔を治してあげよう!自宅で出来る対策は?

0942f721decdf4a4075c3c395981c9e6_s皮膚が薄くなり刺激を受けやすくなっている赤ら顔の子の肌。弱い防御壁を強くしてあげることが大切です。

バリア機能が強くなることで、寒く乾燥した環境でも肌への刺激を減らし、血管の膨張や毛細血管の増加を食い止めることができるのです。

自宅で行う毎日の洗顔を見直してみましょう。

まだ子どもですから、角質などは出にくく顔も汚れにくいもの。また子どもの肌は大人にくらべて肌を健康にする成分が多く分泌されていますので、それらをすべて落としてしまうのは適切ではありません。

ごしごし洗いをしないのはもちろんのこと、洗顔料や石鹸なども基本的には必要なく、健康肌であれば水洗いで充分です。

どうしても洗顔料で洗ってあげたいという時には、子ども用でかつ合成の添加物などが入っていないもの。

また、保湿力が優れていて乾燥から肌を守り、強い肌を作ってくれる成分(セラミドなど)が配合されているものなどを選ぶと良いでしょう。

市販されているシンプルな固形石鹸も、刺激が少なく子どもの肌には合っています。洗顔料や石鹸は先にできるだけよく泡立て、手ではなく泡で押すようにしてやさしく洗ってあげましょう。

そして一番大切なのは、洗顔後にしっかりと保湿をすることです。こちらも子どもの肌にも使えるもの、かつ保湿力が優れていて無添加のものを選ぶと良いでしょう。

どうしても治らない赤ら顔にはレーザー治療

ID-100177857自宅でのスキンケアは費用も比較的安く手軽にできますが、どうしても症状が改善しない、絶対に治してあげたいというのであればレーザー治療が効果的です。

レーザー治療は美容皮膚科などの皮膚科で受けられるものですが、やってない病院も多いので事前に問い合わせてみるのが良いでしょう。

まずはカウンセリングし、肌の状態をチェックします。そしてジェネシスやライムライト等というレーザーを当てて、全体の赤みを回数をかけて薄くしていきます。

約1カ月ごとに数回~十数回通う必要があり、治療期間はだいたい半年~1年ほど。

肌の反応には個人差がありますが、状況によってレーザーの種類なども変えてくれますし、スキンケアでの対策に比べると比較的高い効果が見込めるでしょう。

もちろんやり方や期間、治療費は病院によって差がありますが、費用はだいたい15万円から30万円ほど。単純計算で一回の治療に2万円程度がかかるということですね。

皮膚科の受診時には注意!強い薬の副作用

ID-100249032自宅のスキンケアでは効果がない、またはアトピーやニキビなど他の症状も合わせて赤ら顔に悩んでいる子は、皮膚科を受診することも一案です。

しかしここで注意したいのは、そもそも赤ら顔程度で、という認識で診察をしてくれない医師もいたり、逆にきちんと診察はしてくれても、間違った処置によって赤ら顔を悪化させるというトラブルがあることです。

特に赤ら顔を悪化させる原因となるのは、ステロイドなどの処方薬です。ステロイドと聞くと「強い」「副作用」という単語が思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、その通り。

ステロイドは適切に使えば良い治療薬ですが、長期間続けることで肌の状態を悪くしたり、急に止めて症状を悪化させたりする恐れがあります。皮膚科を受診して薬などを処方された時には、使い方や注意点などを充分に確認し、様子をしっかりと見ながら治療していく必要があります。

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