症状別!漢方を上手に使って赤ら顔を改善しよう!

赤ら顔対策に漢方を使うことも効果的です。漢方によって血流や炎症を改善して赤ら顔に効果的なものもあります。

ここでは症状別にお勧めの漢方を紹介します。

漢方薬と薬との違いは?

漢方薬は植物や鉱物、動物の骨などを原料にした薬であり、こうした天然の原材料に乾燥などの処理を加えて、体質や症状に沿って調合した物になります。

古い歴史を持つことから種類がとても豊富にあり、医療用として治療に利用されている漢方薬だけでもその数は100種類を超えています。

使用されている生薬の数が少ないほど効き目が強いという特徴があり、反対に使用されている生薬の数が多いほど効き目が穏やかになります。

市販の薬が病気の原因に直接的に作用するのに対して、漢方薬では体質の改善や自然治癒力を高めていくことで、慢性的な症状を緩和して体調を整えていきます。

どちらかというと緩やかに症状を改善していくイメージが強いのですが、中には葛根湯のような即効性のあるタイプも存在していてます。同じ症状でも体質や体型によって効き目が変わってくるので、選ぶ際には効能だけではなく、どのような体質に効き目があるかといった点にも注目します。

イライラしやすくのぼせを伴う赤ら顔には

ホルモンバランスが乱れると、血行不良になってしまい上半身は熱を持っているけれど、手足の先は冷たいといった状態になることがあります。

血流が滞って起きる赤ら顔の解消には「加味逍遥散(かみしょうようさん)」が最適です。加味逍遥散は女性の赤ら顔に適した漢方薬で、血流を改善して上半身にこもった熱を取り去る効果が期待できます。

肩こりや頭痛、イライラや不安感の解消にも向いていて、更年期障害からくる症状の治療に用いられることもあります。

上半身だけでなく手足までほてりがあって、皮膚が乾燥している赤ら顔の治療には「知柏地黄丸(ちばくじおうがん)」を選びましょう。頭がぼーっとしてしまう時、めまいがある時によく使用されていて、顔や手足のほてりを解消して赤みを取り去る働きがあります。知柏地黄丸は体力面で問題がないものの、倦怠感を感じる時に効果を発揮します。

「天王補心丹(てんのうほしんたん)」も、血液の停滞が原因の赤ら顔の治療に最適です。天王補心丹は不安感が強く緊張で顔面が赤くなりやすい人や、更年期障害のほてりが原因で起こる顔面紅潮の改善に向いていてます。

疲れやすい体質の赤ら顔治療におすすめ

体力が不足していて、疲れと一緒に熱を感じるような赤ら顔には、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう」が向いています。

体力を回復させる人参や体を温める作用のある生姜を含む10種類の生薬が配合されている漢方薬で、体力と気力を補いながら炎症を抑えて赤ら顔を緩和していきます。

胃腸が弱っている時にも最適な漢方薬になり、貧血を解消して血行を促進する働きがあり、頬の赤みを徐々に取り去ってくれる作用が期待できます。精神的に疲れていて食欲がない人、お腹を壊しやすい人、虚弱体質や体が弱っている時に向いている漢方薬です。

皮脂分泌が原因の赤ら顔対策

ニキビができやすく、炎症が原因で赤ら顔になっている時は、「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」が最適です。半夏瀉心湯は自律神経に働きかけて皮脂分泌を抑える作用があるとされ、胃腸炎や口内炎などの炎症を鎮める働きがあります。ストレス過多でニキビが増えてしまった時は、半夏瀉心湯が最適です。

「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は色素沈着が気になる時の赤ら顔の改善に効果的で、血行を促進して肌に必要な栄養分を補給し、代謝を活性化していく働きがあります。肩がこりやすく手足が冷えてしまう人に向いていて、肌を健康的に整えて炎症からくる赤みを防ぐ作用が期待できます。

ニキビができるとすぐに炎症を起こして腫れてしまい、赤ら顔がひどくなる場合には「清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)」を試してみましょう。

清上防風湯には、熱と炎症を取り除いて皮膚の赤みを落ち着かせる働きがあります。皮膚の症状にとても効果的で、のぼせを伴う赤ら顔の改善にも向いています。

湿疹や皮膚炎、毛細血管が拡張しておきる赤鼻と呼ばれる赤ら顔の治療にも利用されていて、お酒を飲んでいる時や寒い時期に屋外から室内に入った時にすぐに頬や鼻などが赤くなってしまうような赤ら顔の改善に最適です。

漢方薬で赤ら顔を治す時に気を付けたいこと

漢方薬は西洋医学で利用する薬と違って、飲んですぐ赤ら顔が治ることはありません。

錠剤や粉末、お茶など色々なタイプがありますが、体質改善のつもりで長期間服用していくことが症状の改善につながります。

天然成分で比較的副作用の少ない漢方薬ですが、飲み合わせによっては副作用が出る場合もあります。特にたくさんの種類で使われている甘草は、偽アルドステロン症やミオパシーといった副作用を起こすこともあるので、他の薬剤と併用する時は十分注意しましょう。

赤ら顔はアルコールや香辛料を過剰摂取することで起きることもあり、血液が停滞してくると慢性的な赤ら顔になってしまいます。ホルモンバランスや皮脂分泌による炎症など色々な原因がありますが、対応している漢方薬で少しずつ症状を改善していきましょう。

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